注文住宅の満足度を上げるコツ

憧れのマイホームを建てる時には、自分好みの外観で、こだわりの建材や便利な設備をたくさんつけたい、家の内装をおしゃれにして収納にもこだわった家にしたいなどなど、あれもこれもと欲張って考えてしまいがちですが、建てた人の意見を聞くと、意外にも、凝って作った内装や造作などは飽きてしまったり、使わなくなってしまったりすることが多く、こだわって選んだはずの便利な設備も、使ってみると、基本的な機能だけがついていれば十分だった、ということが良くあるそうです。注文住宅を建てる時には、あれもこれもと欲張るよりも、自分に必要な最低限の機能やこだわりを絞った家づくりをする方が長く使いやすい家になるようで、どうしても必要だったら、後でつける、くらいの気持ちでいる方が、満足度の高い家づくりをすることができるようです。家は、面積が限られているので、凝れば凝るほど、実際に使うことができる空間が狭くなり、価格は高くなってしまいます。注文住宅では、建売に良くある、誰にでもある程度満足できる設備や造作をつけなくても良い、という選択肢があるので、つけない、作らない、ということにこだわることが、満足度を上げるコツといえそうです。

広いリビングに仕切りのないオープンキッチンで、キッチンに付ける収納部屋をやめて、お気に入りの食器棚や戸棚を置くことができるスペースを確保するなど、工夫次第で、オリジナルな家づくりをすることができるので、リーズナブルで満足度の高い注文住宅を実現することができるというわけです。